作り付けクローゼットをリフォームして余分な家具を減らす
作り付けクローゼットの中を見て、デッドスペースが多いと感じたことはありませんか。部屋の中に収納家具が増えて困っている場合は、一度クローゼットを見直してみてはいかがでしょうか。一般的な住宅の場合、作り付けのクローゼットの中にはハンガーパイプと枕棚が設置されているケースがほとんどです。しかし、それでは丈の短い洋服を吊り下げると、空間が余ってしまう場合もあるでしょう。
そのような時におすすめなのが、クローゼットに付けるシステム収納です。棚板や引き出しなどを自由に組み合わせ、使いやすいクローゼットにすることができます。クローゼットの中に衣装ケースなどを収納する場合は、どうしても隙間ができたりしますが、システム収納を使えば、スペースにぴったり合わせて作ることができます。洋服やカバンなどの多さや割合は、人によって様々。システム収納であれば、きめ細やかな対応が可能になります。収納量がアップするため、余分な家具を減らすことができるでしょう。また、壁に取り付けるため、地震が起こった時に倒れる心配もありません。棚板は、自由に高さが変えられる可動棚になっているものを選べば、ライフスタイルの変化に合わせて変更することができます。
根本的に、クローゼットの面積が狭くて十分な収納量が期待できないという場合は、リフォームでクローゼットを新設してしまっても良いでしょう。大きな建具で床から天井近くまで開閉できるクローゼットを作っておけば、収納量を一気に増やせるようになります。洋服を吊り下げたい場合は60センチ程度の奥行きが必要ですが、本などを収納したい場合は30センチから45センチ程度あれば十分です。用途に合わせてサイズを検討するようにしましょう。