トイレの手洗いに名古屋モザイク クロザネイシートを用いて手軽にリフォーム
トイレの手洗いをリフォームする場合は、壁のタイルに名古屋モザイク クロザネイを使用するという選択肢もあります。名古屋モザイクはタイルを製造しているメーカーで、クロザネイは数あるバリエーションの中のひとつです。正三角形のタイルで、サイズが小さなモザイクタイルに分類されます。その小さなタイルを均一に並べると、タイルの隙間が生み出す、横と斜めの線が印象的な壁面を作ることができます。そして、三角形の辺の内側には、カーブの付けられた線が入っているため、タイルひとつひとつの情報量が多いです。そのデザインは、複数の円を組み合わせた日本の伝統的な模様である、七宝紋が元となっています。したがって、手洗いの中を和風にしたい場合に適しています。
クロザネイは全て、正三角形で七宝紋を取り入れているという共通点がありますが、色のバリエーションはとても豊富です。そのため、暗い色を選択してトイレを落ち着いた雰囲気にしたり、白い色で透明感を演出したりという風に、様々なリフォームができます。黄色い色だと木材との相性も良いので、ナチュラルな仕上がりにもできるでしょう。
ただ、クロザネイはひとつひとつが小さいため、トイレの壁面を埋めようとすると時間が掛かります。また、クロザネイをきれいに並べられるほど確かな腕を持つ職人に作業を依頼すると、費用が高くなります。そのため、リフォームの予算を上回ったり、スケジュール通りに進まなかったりする恐れがあります。そのような場合は、クロザネイシートを選択するという手もあります。
クロザネイのシートは、土台となるシートの上に、全部のタイルがすでに貼り付けられている製品です。そのため、一枚ずつ並べる作業は必要なく、適切な大きさにカットして、壁面に貼り付けるだけでリフォームが完了します。また、シートの製造は名古屋モザイクの工場で効率的に行われているため、価格はリーズナブルです。そのような手軽かつ低価格というメリットがあるため、ちゃんとしたタイル張りであることにこだわらないのであれば、シートを選択しても良いでしょう。